株式会社マイファーム
事業概要
日本の農業に対する危機感の解消と、自然に触れ合う人間らしい生活の両立をめざして、農業生産者と消費者の双方に対し、農業関連の様々なプラットフォームを提供しているのが、株式会社マイファーム。
耕作放棄地問題や限界集落問題、農家経営圧迫問題への真摯な取り組み、二酸化炭素削減や土壌汚染問題などの環境問題への取り組み、スローライフ・安心安全な作物を求める消費者への情報や活動の場の提供を行う、日本のソーシャルベンチャーである。
具体的な活動としては、農家支援のためのコンサルティング事業に取り組み、販路拡大、農地活用への助力を行うと同時に、消費者が自分で作って自分で食べる「自産自消」を推進すべく、農業推進活動として,体験農園「マイファーム」を開いて食農教育事業も行っている。
事業実績
- ・2009年5月現在全国28箇所に体験農園マイファームを展開中
- ・日本リトルファーミング協会と協働で菜園検定を共催
- ・東京都新都市建設公社と協働で八王子に体験農園を展開
- ・有限会社小林老舗と協働で「よもぎプロジェクト」を実施
- ・株式会社TWO RINGSと協働で「畑DE婚活」を実施
- ・立命館大学と産学連携により「微生物測定による土壌調査」を実施
- ・JA全中のご協力でバケツ稲キットの配布を実施
- ・アミタ持続可能経済研究所と協働で「田舎で働き隊」を実施
組織情報
- ・法人・団体名:株式会社マイファーム
- ・住所:京都府京都市中京区押堀町27-1イラカ2F
- ・電話番号:075-211-0621
- ・FAX番号:075−253-0186
- ・メールアドレス: info@myfarm.co.jp
- ・URL:http://www.myfarm.co.jp/
インタビュー
- 答える人
株式会社マイファーム
代表 西辻一真 
I 動機について
- Q.なぜこの事業を始めようと思ったのですか。きっかけとなるような出来事などがあれば教えてください。
- A.もともと私は福井出身で幼い頃から家族で畑を借りて野菜を作っていました。その時の野菜作りの深さ、楽しさを当時は満喫していたのですがその時に使われていない畑(減反による)が多々あることに疑問を感じていました。その時にバイオテクノロジーにより、特産物の生産を行おうと大学に進学をしてダイズ、コムギの実験を行っておりましたがまだ世の中にだすには時間がかかることを知り、減反の畑をどういかそうかと考えるために独学で農業経済の勉強を行いました。そこで2005年から2006年にかけて鳥インフルエンザをはじめとした食の安心安全が脅かされるような社会になりつつあることを目の当たりにし、同時にスローライフという言葉が独り歩きをしていた為、「農業に興味のある人が増えてくるのではないか?」と思い、今のビジネスモデルにつながってきました。使ってもらいたい農家と使いたい消費者、両者を結びつけることを柱にビジネス展開を考え、貸し農園、体験農園、農業体験、観光農園、様々な手法を検討しました。
- Q.事業を始める、または続けていく上で影響を受けた人、言葉などがあればお教えください。
- A.前職の会社の上司に退社のときに「転ぶときは前のめり」という言葉を頂いたことがあり、そのことが今でも印象に残っております。事業をする上で転ぶことは多々ありましたが、いつも前をしっかりと見つめ、正しいと思ったことは続ける勇気をもらいました。
またご協力いただいている農家様から「農業界の坂本竜馬」といわれ、農業を変えるためには、どんなことをしてでも突き進めという言葉を頂き、力を頂いております。
II 独創性について
- Q.御社がこの事業をやる意味(独創性)は何ですか。
- A.全国に眠る耕作放棄地40万ha(農林水産省資料:平成20年度耕作放棄地全体調査)は国民の農業への興味があるにも関わらず、手がつけられておらず国民の農業や食育に対する機会提供を損失しております。
また耕作放棄地は手入れがされないため、病虫害の発生や不法投棄、さらには治安の悪化につながることが多く、各地で問題になっております。
こういった条件の場所を少しでもなくし、国民の農業への親交を深める場として利用することができれば課題解決から有効利用へと一転することができます。
またその事業を行ううえでのプロフェッショナルたちが集まっているため、この難易度の高い難しい事業ができ、やる意味がそこにあるのではないかと思っています。
- Q.御社の事業が独創的であることで何が弱みになりますか。
- A.独創的であるがゆえ、一般に認めていただくまでに時間がかかるため、行政への説明や市場開拓が非常に難しい点が弱みになっています。
III 関係性(社会関係資本)について
- Q.サポーターの皆さんにお尋ねします。
マイファームとの良好な関係を今後も続けていきたい、応援したいと思う理由や、そのように思うきっかけとなった出来事などがあればお教えください。
A.京都の農家 中嶋さん
「日本の農業を良くする」と言う同じ目的をもっている者として、株式会社マイファームは、貸し農園事業で耕作放棄地を再び農地として再生することで農業の発展に貢献する活動されているところに非常に魅力を感じました。
さらに、今多くの農家がブームに乗って貸し農園をされていますが、マイファームは他と違い「正しい農業・楽しい農業」を広める事を理念とし、なおかつ企業としても収益があるシステムを確立されたことはすごいです。
私もそんな活動に貢献する為に、今後ともマイファームとは一緒に活動をして行きたいと思っております。
A.マイファームスタッフ 野木さん
私自身、「安心安全な食べ物を子供に食べさせたい」と思いから野菜作りをはじめました。実際にやってみるまで、野菜作りがこんなに楽しく感動があるとは思いもよりませんでした。
マイファームのお客様は野菜作りが初めての方がほとんどです。そんな初心者の方々に、この感動を知ってもらえる仕事に、日々やりがいと喜びと可能性を感じています。
マイファームで初めて野菜作りに挑戦されたお客様から、「これまで野菜嫌いだった子供がパクパク野菜を食べるようになりました!」と感謝されたときは最高の気分です!
A.バランスワン株式会社代表 吉富さん
弊社のキャッチフレーズに「Agritainment」という言葉があります。マイファームでは、農を楽しむという考えを軸に、農業・食にかかわる様々なサービスを提供しております。楽しむという考えの原点として実体験に勝るものはなく、弊社では農地の現場へ参加者に赴いていただくことが重要だと考えております。
そんな中「自産自消」という理念で経営をしている西辻社長に共感しました。
自分で作り自分で食べるという人間として基本を取り戻すことが、世の中を明るく幸せにしていくのではないかと感じております。土に触れることで人間本来の強い生命力が蘇ります。これからも株式会社マイファームで日本を元気にする活動を末永くしていきたいと考えております。
お知らせ
- ・体験農園マイファームが関東でも体験できるようになりました!
1日体験も行っているので農業をしてみたい人は是非!お申し込みはウェブサイトから。 - ・耕作放棄地をお持ちの方々に体験農園マイファームの導入をオススメしています。
詳しくはウェブサイトから。
株式会社マイファームを応援したい、様々なかたちで協力したいと思われるかたは、ぜひお問い合わせフォームからメッセージをお送りください。信頼資本財団経由でお届けさせていただきます。







